ラツィオはチャンピオンズリーグのグループステージ第1戦を、オリンピコにアトレティコ・マドリードを迎えて対戦。スペインのチーム相手に1ポイントを獲得しました。
ラツィオ対アトレティコ、ラツィオの選手採点
以下はLazioNews.eu、Tuttomercatoweb.comによる選手採点です。
決勝点を挙げたGKプロヴェデルは、守備でもその活躍が評価され、最高評価。失点シーンに関しては、バリオスのシュートは鎌田のブロックによって軌道が変わっていたため、プロヴェデルに責任はないという論調です。またプロヴェデルの得点をアシストしたルイス・アルベルトはそれに次ぐ高評価を得ています。
守備陣については、負傷後退したペレグリーニを含め、及第点の評価。LazioNewsはペレグリーニについて、効果的だったが失点が彼のサイドから生まれたと若干評価を下げる一方、ペレグリーニの交代後に逆サイドに移動したマルシッチ、中央で安定感があったロマニョーリに高い評価を与えています。
ゲンドゥージを抑えて先発出場をした鎌田大地については、前述の失点シーンでのブロックについて、前半に見られたパスミスなどが指摘されており、評価が分かれています。鎌田に代わって入ったゲンドゥージについては、TMWは「中盤にエネルギーをもたらした」と高く評価する一方、LazioNewsは「利点をもたらさなかった」と評価が分かれています。中盤で先発に復帰したマティアス・ヴェシーノは、TMW「全体的に効果的だった」などと一定の評価を得ています。
攻撃陣では、インモービレがアトレティコの守備に苦しみ、ゴールチャンスを決めきれなかったことで低い評価。ザッカーニは相手の脅威になっていたと好印象ですが、TMWは試合が進行し相手に危険性を認識されてからは、脅威になれなくなっていったと低めに評価しています。
61分から交代出場した新加入のイサクセンは、カウンターアタックにおけるミスなど、攻撃面で良さを発揮できなかった点が低調な評価につながっています。
ラツィオ対アトレティコ、サッリ監督のコメント
試合後の会見において
「ゴールキーパーのゴールを見たことがありますか? この出来事は幸運なものですが、公正な行為です。私たちは敗れずに済む資格がありました。最初のハーフをうまくやったにもかかわらず、私たちは劣勢に立たされました。リスクは不運に陥ることでしたが、代わりに難しい試合に立ち向かい続けました。結局、それは良いパフォーマンスでした。ナポリ、ユベントス、アトレティコ・マドリードと対戦して、ヨーロッパで最も強力な3つのチームのうち、引き分け、勝利、敗北を記録しました。したがって、私たちはこのカテゴリーにいます。」
ラツィオのプレースタイルについて:
「ピッチの状態は最悪です。これは私たちのようなチームには好都合ではありません。私は昨年よりも前進しているように感じます。繰り返しますが、私たちの責任はシーズンの最初の2試合にあります。その後、私たちはヨーロッパで高いレベルに適応できることを証明しました。」
ルイス・アルベルトについて:
「ルイス・アルベルトは昨年のワールドカップ休止後、このレベルでプレーしています。彼は私たちにとって不可欠な選手です。」
イサクセンとゲンドゥージの交代について:
「彼らは難しい瞬間に入りました。時間がかかります。彼らは非常に異なる経験から来た若者です。彼らの取り組み方に満足しています。」
次のセルティックとの試合について:
「すべての試合が重要なグループです。通常、スコットランドでは試合が簡単ではありませんが、まだ相手を研究する必要があります。見てみましょう。」
SportMediaSetに対して
「遅れる前でも試合は私たちの手中にありましたが、不運な感触に陥ることはありませんでした。グループの進行にとって重要なポイントになるかもしれません。私たちが困難に直面していると言われていますが、最近ではナポリ、ユベントス、アトレティコと対戦し、1勝、1引き分け、1敗という結果を出しました。したがって、我々はトップクラスと競り合っています。我々がプレーしたものに比べて、もっとできたはずです。」
「結果よりも、我々はパフォーマンスに自信を持っています。アトレティコ相手にこれを成し遂げることは、私たちにとって重要です。我々は1年半以上この問題に取り組んできましたが、昨年の最後の数か月では好転したように思われました。我々はプレーとパフォーマンスのレベルが上がりました。もっと一貫性のある時期に入ることを望んでいますが、答えはわかりません。」
最後に、(負傷交代した)ペレグリーニについて、「現在、彼は検査を受けており、それが非常に深刻でないことを願っています。」と話しました。