FlashScoreによる自身に対するインタビューのなかで、フィオレンティーナのミッドフィールダー、アントニン・バラクは、この夏に経験した長期離脱の原因となる出来事について語りました。そのなかの自身の身体的なコンディションに関連する発言が報道されましたが、のちにクラブ・選手の双方がそのような発言はなかったと否定しています。
クラブによる否定
アントニン・バラクがインタビューで語った内容について、フィオレンティーナによる声明です。
「出回っているバラクのインタビューについて、メディカル部分に関する再構成は全くの誤りであり、時間的にも内容的にも実際に起こったこととは一致しないことをお伝えします。プライバシーの観点から、クラブは、選手がバカンス期間中に海外のリゾート地でメディカルチェックを受けた際、8月22日に判明した身体的な問題の理由を公表していませんでした。この状況は、スポーツ関連の外傷的な出来事やインタビューで言及された劇的な出来事に関連するものではありません。」
バラク自身がSNSで否定
フィオレンティーナによるバラクのインタビューに関する明確化の後、選手自身が自分の医療状況について語ったとされる再構築を否定する声明が出されました。
「私に帰された言葉が含まれているインタビューを読みましたが、それらの言葉は私が決して発したことのないものです。私は決して、そして繰り返しますが、決して私の状況をエリクセンのものと比較したことはありません。また、私を常に支え、最善を尽くして早期の適格性回復を可能にしたフィオレンティーナと医療スタッフに感謝したいと思います。私が決して言っていないことを私の言葉として流布させることは誰にも許されません。」
インタビューでバラクの発言とされた内容
下記はインタビューのなかで、バラク自身による発言として報道された内容です。
「それはかなり無害なかたちで始まり、両側の肺炎で終わりました。私は肺に液体がたまり、それが心膜に達しました。私は病院に入院しました。しかし、当時誰もそれがどれほど深刻で、将来のキャリアにどう影響するかを教えてくれませんでした。クリスチャン・エリクセンが前回のヨーロッパ選手権で経験したことと同じ運命になる可能性があったことを、後で初めて知りました。」