セリエA第10節、カリアリ対フロジノーネの試合が行われました。ホームのカリアリは今シーズン未だ勝利がなく、この試合も厳しい立ち上がりに。前半にマティアス・スーレがプラティへのパスをインターセプトした流れから得点。その後28分にスーレのハンドにより、カリアリにPKが与えられますが、マルコ・マンコスのキックはバーを直撃、ヤンクトが頭で押し込もうとしますが、ゴールを外れます。PKに失敗したカリアリに追い打ちをかけるように、スーレが再び得点。2点リードで後半を迎えたフロジノーネはブレシャニーニが後半立ち上がりの48分に得点。0-3とリードを広げます。大量のリードを許したカリアリが反撃に成功したのは71分、オリスタニオのゴール左隅へのシュートが決まり、1-3。その数分後にはマクンブが高い位置でボールを奪いそのまま得点。1点差に詰め寄ります。追い上げるカリアリは、その後再び与えられたPKの判定はVARで取り消されますが、アディショナルタイム3分にパヴォレッティがヘディングで得点し、ついに同点に追いつきます。さらにアディショナルタイム6分に再びパヴォレッティが得点し、逆転に成功。ホームのカリアリが3点のビハインドを覆し、4-3で勝利しました。
ラニエリ監督のコメント
カリアリのクラウディオ・ラニエリ監督は、試合後のインタビューで以下のように述べました:
勝利
「この勝利は心に刻み込みます。特に前半は多くのミスを犯しました。しかし、私たちは多くのチャンスを作りました。フロジノーネはうまくプレーし、重要な組み合わせを持っています。しかし、言うことと実行することは別物です。私たちは少し緊張しており、愚かなミスを犯しました。幸いにも私はプレーヤーが諦めないことを知っています。苦しい勝利で、意欲を持って立ち直りました」
感情
「最初からなんとか対応しようと努力していました。今日も何かに惑わされているようでした。後半では混乱が解消されました。選手たちは前半のプレッシャーから解放されたことを理解しました。ものごとを変えたいという強い意志があれば、すべてを取り戻すことができることを理解しました。このチームを救えるときだけ私は感動します」
チーム
「今は難しい話です。選手たちが自己中心的でなく、チームのために全力を尽くすのを見ると、事はうまく進行しています。最後まで戦います、私たちはここにいます。このチームのために最善を尽くしたいです」